考えまとめノート

難しい言葉を使わず、かみくだいて書き残すブログ。

【英弱】誰でもできるそれなりに通じる英会話習得法

英語が苦手な人向けに、「最低限の英会話ができるようになるにはどうしたらいいのか?」という観点で英会話習得方法をご紹介します。特に英語で挫折したことがある人(私もその一人でした)にオススメです。

 

はじめに

自分はその昔、ニュージーランドを放浪しながら1年くらい遊んでいた時期があります。当時のことを思い返すと・・まず、入国当初は英語がまったく通じませんでした。日本で英語の勉強をして、英検2級を取って「お決まりの会話なら何とかなるだろう。」と考えていましたが、いざ行ってみると空港の入国管理職員とすらまともに会話ができず。聞き取れないし伝わらない。大変ショックでした。

ところが数ヶ月すると少しずつ伝わるようになります。かといってネイティブスピーカーのような発音ができるようになったわけでもなく、相変わらず日本人訛りの拙い発音のままです。ではなぜ言いたいことが通じるようになったのか?当時のことを思い出しながら、自分なりの英会話のコツを書いてみます。

 

簡単な言い回しを選ぶ

大事なことは2つ。

  1. より簡単な言葉を選ぶこと
  2. それを徹底すること

これだけ。

 

英語でも日本語でも、同じ意味の言葉で伝え方は幾通りもある。 

一文を短くする。より平易な単語を使う。

これだけで伝わる確率がぐっと上がります。

 

日本語を介さず英語で考える

日本語の言葉で考えてから英語に変換する作業をやめる。

最初から"英語の言い方"で考える。

例えば「好きな果物はりんごです。」と言いたいときは、「I like ...(りんごが頭に浮かぶ)... apples!」と言う。

 

一方、日本語から入るとどうなるか?

"好き"がfavoriteか?で、"果物"がfruit。だから・・・「My favorite fruit is apple.」

こんな感じになるんじゃなかろうか。

この考え方はやめる。通じるかもしれないけど避ける。

なぜか?

それは言い回しがまどろっこしくなりがちだから。 

一文が長くなればなるほど伝える難易度が上がる。 

最初から英語の言い回しの型にはめるようにすれば、自然と一文を短くできます。

 

子音にアクセントを置く

英語と日本語の発音の決定的な違いは、アクセントの置きどころが母音か子音かというところではないだろうか。

 

ネイティブのようなきれいな発音ができればいいけど、いきなりそれは難しい。

だから「子音にアクセント置く」、まずはこの一点だけに集中します。

 

参考

ニューヨーク駐在英語 : "通じる"英語を話すための3つのポイント

 

英語フレーズ単位で丸覚えする

一文をそのまま丸っと覚えて応用する。

S+V+Oとか文法を覚えてそれに単語をあてはめる学校式のやり方、これは難易度が高い。既に英語を操れる人が自分の考えを整理するにはいいのだろうけど。

例えば「I like apples.」というフレーズを覚えたとする。オレンジが好きならapplesをorangesに変えれば良い。"好き"をもっと強調したいのであればlikeをloveに変えて「I love apples.」と言えば良い。こうして、

①簡単なフレーズを覚える→②単語を入れ替えて使う

という型を自分の中に作る。

①は映画や本、手前味噌ですが英語フレーズがわかるwebサイトなどで色々な表現に触れて少しずつ覚えていく。

②の単語はモノを見るたびに「これ英語で何て言うんだろう?」と考える癖を付けて覚えていく。

荒っぽく言えば「①×②=英語表現力」で、上記を繰り返せばだんだん言いたいことを英語で言う方法がわかってきます。

 

まとめ

ざっとまとめると、

  1. 簡単な言い回しを選ぶ
  2. 日本語を介さず英語で考える
  3. 子音にアクセントを置く
  4. フレーズ単位で丸覚えする

というところです。 

もちろん仕事で英語を使うのならもっときっちりやらなければいけないと思います。ちょっとした言葉のニュアンスの違いでトラブルになりかねませんし。

が、海外旅行先で使いたい・外国人と最低限の意思疎通ができるようになりたい、といった話であれば、ここでご紹介した方法はそれなりに実践的だと思います。また、特に高度な能力も必要とせず、やろうと思えば誰でもできる方法です。効果が出るのも早いのでモチベーションを保ちやすいのも良い点です。

 

というわけで、英語弱者のための「誰でもできるそれなりに通じる英会話習得法」でした。