phraseeの目指しているもの
キーワード
- 小さな成功体験・喜び
- コミュニケーションの楽しさ
- アウトプットする場所
- せっかく覚えた知識の記録
- フレーズで英語を覚えるのは実戦的メソッド
- 未来の人たちへの遺産
Phraseeを語るにあたり、上に挙げたような観点がキーワードとなります。
どういうことか?
以下順番にご説明します。
小さな成功体験・喜び
今の時代、外国人が日本にいてもあまり珍しくなくなりましたよね。
海外からの旅行者も普通になってますし、路上で外国人に道を聞かれたことがある人もいるのではないでしょうか。まだ無い人も、いつそんな場面に遭遇してもおかしくないです。私も経験ありますが、彼・彼女らは突然来ますからね。Excuse me〜?って。
そんなとき、びっくりして逃げちゃうのも仕方ないと思いますが、もし、もしですよ。思い切って、片言の英語とジェスチャーで道を教えてあげて、聞いてきた外国人の顔がぱあっと明るくなってサンキューサンキュー言いながら去っていったら、良いことしたなあという自己満足と、英語でコミュニケーションが取れたということに対して軽い興奮を覚えるんじゃないでしょうか。やったぞと。やってやったぞと。
私はこれを小さな成功体験と呼んでいて、この喜びが英語力(英語を使う力)をグッと上げるきっかけになるんじゃないかと思っています。
イメージ的にはまさにこれ⬇
たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子に変化(かえ)る。勝利とはそういうものだ。
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つたないながらも英語を使い、通じた!という小さな成功体験・喜び。これを自分の中だけでなく、同じように英語に興味がある他の人たちへと伝わっていくような仕組みがあれば、これから英語を使ってみたい、だけど自信が無い、という人たちが勇気づけられるんじゃないだろうか。そして新たな成功体験をする人が生まれたら、これは「喜びの連鎖」とも言うべき素晴らしいことだと思うのです。
コミュニケーションの楽しさ
何でもそうだと思いますが 、同じ趣味・指向を持つ人同士が共通の話題で盛り上がるのは楽しいものです。英語も同じで、一人黙々と知識を蓄えているだけの状態より、誰かとやりとりできた方が楽しさ倍増です。
より沢山の人・様々な経験値を持っている人とコミュニケーションが取れたら更に楽しさは広がるわけですが、日々仕事や学校、家事に追われて時間が無い中で交友関係を拡げていくのは中々難しいと思います。
時間の制約、交友関係の広さの制約、それらをクリアするもの。とくれば、インターネットを使わない手は無いでしょう。ネットの特性である"時間と場所を超える"こと。これらをうまく利用すれば、時間にも交友関係の広さに縛られること無く英語でのコミュニケーションを楽しむことが可能になるのではないでしょうか。
アウトプットする場所
これは英語を"学習"と捉えた場合。
先生から習う、独学に励む、それも良いと思います。近頃はレアジョブのようなオンライン英会話なんて便利なものもありますしね。
ただ、それに加えて友達同士で「こんな言い回しもあるんだよ」とやりとりするような、肩の力を抜いてアウトプットできる場があればさらに英語力に磨きがかかるのではないでしょうか。
人間の脳は不思議なもので、リラックスした状態でアウトプットすると記憶に残りやすくなったり、気付かなかったことにふと気付いて理解が深まったりします。
ところがここ日本では、日常生活の中で英語を"使う"機会というのはそうそうありません。そりゃ仕事で使ってるとかは別ですよ。しかし普通に生活をしているだけなら、日本語だけしか使わない。アウトプットが良いことだと言われても、その機会・場所が無いぞという状況なわけです。
リアルがダメならネットだ、というわけで英語のブログを書いたらどうか?確かにブログなら、いつでも自分の都合の良いときに書く(アウトプットする)ことができます。しかしブログをずっと更新し続けること、記事を書き続けることというのは大変です。時間に余裕のある方や、重厚長大な内容で書き残してきたいという方はブログを使うと良いと思います。が、時間の無い方やもっと手軽にやりたい方向けのサービスがあっても良いのではないでしょうか。
せっかく覚えた知識の記録
たまたま観た映画や聞いた洋楽、その中に「いいな」とか「使えるな」と思う英語フレーズがあったりませんか? 私はしばしばあります。でも私のような記憶力の悪い人間は、すぐに忘れてしまいます。これはもったいない。
紙にメモるのは面倒だし、ブログの記事にするほどでもない。もっと手軽にフレーズとそれにまつわるひとこと情報を書き込むものがあれば便利なんじゃないだろうか?
フレーズで英語を覚えるのは実戦的メソッド
日本で習う英語は、S+V+Oといった文法から入ります。
文の型を覚え、単語を覚えて組み合わせれば、すなわち英語の文を作れるようになるという発想なのかもしれませんが、私のような並以下の知能しか無い人間には厳しい。
思うにこれは、ある程度英語が使えるようになった人が自分の知識を整理するのに適したやり方なんじゃないだろうか?
そこで、文法のような型から入るのではなく、具体的なフレーズから入るという方法があります。どれがSでどれがV、その後にOが来て・・なんてのはまったく意識せず、具体的な文章をまるごと覚える。
例えばコーヒーが飲みたいとする。
その場合、
日本語:「珈琲を飲まなきゃ。」
英語:「I need a cup of coffee.」
と1セットで覚える。
覚えたら次はこれを応用する。
水が欲しければa cup of coffeeをa glass of waterに置き換えたり、どうしても飲みたい!と強調したければneedをwantにしたり、相手に飲みたいか聞くためにI needをDo you needにしたり。
この方法の良いところは、慣れればほぼ誰でもできるということ。必要に応じて単語を置き換えていくだけで、文法に悩むこともない、脳にやさしいやり方。
考えてみれば日本語を覚える過程もこんな感じだったんじゃないでしょうか。
簡単な言い回しを覚え、質問することを覚え、語彙が増えやがて日常生活に必要十分な日本語力が付く。文法はその"後"に学校で習うものですよね。
英語学習の目的が自分の意志を伝える、相手の意志を汲み取るということであれば、フレーズ丸覚えメソッドは英語弱者にとって実戦的なメソッドです。
未来の人たちへの遺産
Phraseeとは?
主な機能
- 英語フレーズ投稿
- 英語フレーズブックマーク(お気に入り)
- 投稿フレーズへのコメント
サービスとしての特徴
- 1回1フレーズで始める手軽なミニ英語ブログ
- 色々な人が書いた英語フレーズの集まりが全体でひとつの英語フレーズ集になる(故に『みんなでつくる英語フレーズ集』)
- コメントや"お気に入り"を通して他の投稿者とのコミュニケーションが可能
以上です。
大分長い文章になってしまいました。
頑張ってここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
上に書いたことに共感できた、ちょっと興味あるかな〜、といった方は、以下から実物を見てみてください。
みんなでつくる英語フレーズ集『Phrasee』
【Phraseeとは?】「1日ワンフレーズ」で始めるシンプルなミニ英語ブログ(日記)
よろしくお願いします。